日本人は欧米人と違って簡単に筋肉がつかない。

筋肉には「赤筋」または「遅筋」といい、ゆっくり長い時間にわたって力を発揮する筋肉と

「白筋」または、「速筋」とよばれ、瞬間的に大きな力を発揮する筋肉にわかれます。

アフリカ系の人は約70%が「白筋」

欧米系の人の約5060%が「白筋」

に対して、

日本人(黄色人種)は約70%が「赤筋」といわれています。

やせたければ、カロリーの総摂取量を減らし、

日常の中でこまめに体を動かし消費を積みかさねましょう!

ある研究では、短時間(510分程度)の有酸素運動でもこまめに行うことで、体脂肪が減るという結果が出ています。有酸素運動は1度に長時間行うより、できるだけ毎日こまめに継続していくことをオススメします。

米コロンビア大学が行った、調査結果によると、

3259歳の男女8000人を対象に調べたところ、

平均79時間の睡眠時間の人に比べて、4時間以下の睡眠の人の肥満率は73%も高かったのです。

米スタンフォード大学が行った調査では、睡眠時間は食欲と関係していることがわかりました。

8時間寝た人に比べて5時間しか寝ていない人は、

食欲がわくホルモン「グレリン」の量が約15%多く、

食欲を抑えるホルモン「レプチン」の量が約15%低いという実験結果が出たのです。

これは睡眠時間と、食欲をコントロールするホルモンのバランスが関係しているということ。

つまり、「睡眠時間が短くなる」=「起きている時間が長くなる」ということにより、

食欲がわくホルモン「グレリン」を増やし

食欲を抑えるホルモン「レプチン」を減らすという

悪循環になります。

そして寝不足は、基礎代謝量をさらに下げてしまうのです。

基礎代謝量を左右するキーワードは「成長ホルモン」。成長ホルモンが出ている睡眠中に、全身の細胞の新陳代謝が最も上昇します。成長ホルモンの分泌がスムーズにいかないと、「新陳代謝がうまく行われなくなる」=「基礎代謝量が減る」ので、その分太りやすくなります

ちなみに成長ホルモンは空腹時に分泌されやすいので、夕食はできれば寝る23時間前にとっておくのが理想的。

78時間」がダイエットのベストな睡眠時間というのが今のところ研究者たちの大方の見方であり、また逆に「5時間以下の睡眠時間は、太りやすくなる」「寝すぎも太る」という実験データも多数あります。

そして、寝不足の時は、糖質を取りたくなることが医学的にわかっています。

それは糖質を取ると癒やしホルモンの「セロトニン」が脳内に分泌され、不眠によるストレスやイライラを緩和させてくれるからです。

結論

・筋トレよりもこまめな有酸素運動

・カロリーを取りすぎない

78時間の睡眠

・チョコやアイスなどの糖分の多いものを欲しがっているときは、負のスパイラルに陥っているかもしれません。